音楽がつなぐ家族の絆を描いた感動作『父と僕の終わらない歌』がついにスクリーンに登場。
若き日に諦めたレコードデビューという夢を、アルツハイマー型認知症を患いながらも叶えようとする父と、彼を支える家族との絆を描いた実話ベースのヒューマンドラマだ。
本作は、2016年にイギリスで実際に起きた“80歳にしてCDデビューを果たした男性”の感動的な実話にインスパイアされ、舞台を日本に移して映画化。監督は『タイヨウのうた』『ちはやふる』シリーズなどで知られる小泉徳宏。脚本は実写版『シティーハンター』の三嶋龍朗との共同執筆となっている。
ストーリー
かつてミュージシャンとして夢を追っていた間宮哲太（寺尾聰）は、家族を守るためその夢を諦め、地元・横須賀で楽器店を営みながら、時折ステージで歌声を披露する日々を送っていた。
しかし、そんな彼に突然告げられた診断──アルツハイマー型認知症。
記憶が少しずつ薄れていく中でも、哲太を支え続けたのは、息子・雄太（松坂桃李）と妻・律子（松坂慶子）、そして音楽仲間たちの存在だった。
音楽への情熱は、病を越えて、父と息子を新たな夢へと導いていく──。
豪華キャストが織りなす、世代を超えたドラマ
哲太役には、実力派俳優・寺尾聰。その深みのある演技と歌声で、観客の心に響く存在感を放つ。息子・雄太役には松坂桃李、母・律子役に松坂慶子と、家族を演じる顔ぶれも豪華。
さらに、哲太を支える仲間としてディーン・フジオカ、佐藤栞里、佐藤浩市らが出演。幅広い世代の共演が、作品に一層のリアリティと感動を与えている。
音楽が記憶を呼び覚ます──誰もが共感できる“家族の物語”
音楽は、記憶を呼び起こす力がある。
忘れたはずの思い出、伝えられなかった言葉、叶えられなかった夢――
本作は、それらすべてを「歌」を通して再び紡ぎ出す、“希望”の物語だ。
介護や老いといった現実的なテーマに、温かなユーモアと愛を織り交ぜながら、観る人それぞれに問いかける。
「あなたは、今をどう生きたいですか？」
『父と僕の終わらない歌』
監督：小泉徳宏
脚本：小泉徳宏、三嶋龍朗
出演：寺尾聰、松坂桃李、松坂慶子、ディーン・フジオカ、佐藤栞里、佐藤浩市
原案：実話「80歳でCDデビューした英国の男性の物語」
🎬 （5／23日 金曜公開）
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